同人ゲーム作家の挑戦記録とノウハウメモ

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拝啓 俺の水着入りバッグをひったくり、俺を変態と自覚させたあなたへ、お元気ですか?

ひったくりと変態への目覚め

読者のみなさま、ごきげんよー

同人サークル The sense of sightのBLACKGAMERです

 

はい、久しぶりにくだらないことが書きたくなったので、ネタ記事です

俺の過去の思い出話になりますので、肩の力を抜いて気楽にどーぞ

 

あれは、小学生(たしか5年?)の頃の話

スポーツが元々苦手でかなり太っていました

 

「大人になってから鉄棒とか縄跳びとかやる人なんていないから、みんなでやるスポーツだけやれるようにしといたほうがいいよ」

 

という、あの時の俺でも納得できる理由で泳げるように頑張れと親から応援されて、駅のすぐ近くにあるスイミングスクールに行ってました

 

で、その日も同じく、学校が終わって夕方から始まるスクールも終わり、一人で自転車に乗って、家へと帰るその途中のことでした

 

「ねえ、市役所ってどっち?」

 

信号待ちをしていた俺の隣について、同じく自転車にまたがったまま声をかけてくる男がいました

 

知らない人に話しかけられること自体、小学校の頃はほとんどなかったので、いきなり声をかけられたのにびっくりしたのは覚えてます

と、同時に俺なんかに聞かないで大人に聞けばいいのに…と思ったのも覚えてます

 

「あの、よく分かりません」

 

そもそも小学生の俺が市役所に縁なんて欠片もないし、間違ったことを教えて「違うじゃねえか」と後で怒られたらイヤだしな

絶対間違ってない保証ができないなら道案内なんてするべきじゃない

 

そんな感じで、「発言には責任を持つべき/間違ったこと言う奴は死ね」という、過激派思想だった俺は答えない選択をしました

 

「ねえ、あっちであってるの? 教えてよ」

「だから、知らないです」

 

信号が変わって動きだしても、並走してくる

何がしたいんだよ、こいつは…と思った瞬間、俺の自転車のカゴの中に入っていたカバンを引き抜いた相手が急加速しました

 

「は、え? あ?」

 

もう少し大人になれば、「ほえー」とか「はわわ」とか、素敵な単語を覚えてますが、今はまだ不勉強な小学生時代ですので、リアクションも単調です

で、3秒後ぐらいに追走開始、街頭がほとんどない薄暗い道を走り出します

 

え、これってあれ、「待てー」とか叫んだ方がいいやつ? とか考えながら、かなり前方を走る人を見ながら、ペダルに入れる力を最大限に込めて立ちこぎ

でも、距離は離される一方です

 

あー、運動会でもある奴だな、絶対に追いつけないよ、こんなの

ま、でも、信号にひっかかればなんとかなるかな…

 

そんなことをいろいろ考えながら走ってたら、余裕で信号無視していきました

あー、もういいや、と思って、すっぱりあきらめて自転車を止めました

無理なものは無理、それをすでに分かっていたお年頃だったのだと思います

 

別に盗られたのは俺のせいじゃないし、盗った奴が悪いから怒られないだろ

おばあちゃんの家に帰れば鍵もいらいないし、帰るか

 

あっさりと帰ることを決め、そこから家までの数分間で、俺はひたすら考えました

 

「どうして、女の子のじゃなく俺の水着だったんだろう?」

その頃からエロいことに興味津々だった俺の疑問は、その一点だけに集中しました

女の子のパンツがみたい、水着がみたい、そういう気持ちがとても強くあったので

女の子の水着を盗る、水着泥棒(強盗?)みたいなものなら理解できたんです

 

でも、男の水着なんて、面白くもなんともないじゃないですか

どう考えたって、悪いことをして奪い取るほどのものじゃないし

悪い事がばれて怒られるのは割に合わない(←犯罪とかはまだよく分かってなかった)

 

なのに、なんで俺みたいな太った男の水着なんだろう?

女子の水着だったら嬉しいし欲しいと思うのに… 持って帰ってどうするんだろう?

 

どう考えても分からない難問を胸に、いつもの足取りで家へと帰りました

で、家族に聞かれ、警察に聞かれ、ようやく理解しました

 

あの人が欲しかったのは、俺の水着じゃなくてお金だったんだ…と

ああ、『どうして男の俺の水着なんて盗ったのかな』なんて言わなくて本当に良かった

そんなことを口にしたら、俺が普通じゃないように思われちゃうんだろうな…

そんなことを思って、あいまいに話を濁して終わりました

 

そして、今の年になって振り返ってみれば、分かる気がします

俺が変態さんになった一番最初、その根源は

夕暮れどきに声をかけ、水着を奪って行ったあのお兄さんを踏み台にしたんだ…と

 

兄さん、元気ですか

俺は、あなたのおかげで世界に広がりを感じ、色彩豊かな毎日を過ごしています

120円のジュース代しかあげられなくてごめんね

俺は、そんな120円をはるかに超えるものをもらい、この扱いに困る不思議な感情を持て余しながら、これからも生きていくよ

 

この空のどこかで、あなたも同じ過去を共有してる奇跡に感謝します

自責をしているなら忘れていいよ、俺はよろしくやってるから

では、お元気で

 

あわせてよみたい

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今回の小話のような話です

1000文字程度のちょい読み物ですので、さっくり読みたいときにどうぞ

 

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