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DAGGERのBGMに歌を付けたい! 初めて作詞に挑戦しました

DAGGERのBGMに歌を付けたい! 初めて作詞に挑戦しました

読者のみなさま、ごきげんよー

同人サークル The sense of sightのBLACKGAMERです

 

さあ、今日も俺のゲームを広めるために何ができるか考えよう…と頭を悩ませてました

 

同人ゲームで、さらに売れるために何ができるか?

知名度をあげるというのならば、何かを作り出してみるのもいい

 

だったら、主題歌を作ってみるというのはどうだろう?

そんな提案は、以前から何度か耳にしていた

 

えーでも、そんなに効果あるの?

昔はそう思っていたし、今でも効果がどれほど高いか分からない

 

でもさ、DAGGERの歌に歌詞がついたら素敵じゃね?

俺一人でも、たぶん歌っちゃうよ?

あれなんですよ、俺、車の運転の最中とかに一人だとガチで歌う人間でね

歌うの事態は好きなんですよ、最近は体力なくてカラオケに行ってませんけどね

 

ただね、完全に作詞作曲をしてみるのは、さすがに難しい…というか、作曲は無理

じゃあ、どうするべきか?

いろいろ考えた結果、今あるBGMに歌をつけるのはどうだろう

そして、それに対してボーカルをお願いして歌ってみるのはどうだろう

 

じゃあ、それでやってみるか

そんな軽いノリで今度は作詞の作業に手を出すことになりました

対象の曲は、セレノアのテーマである玉簪花(ギボウシ)です

 

作詞作業は本当に難しかった、これは難易度高い

言うて文章は死ぬほど書いてるし、文章の想像もさんざんしてるからへーきへーき

んなわけあるかぁ!! 

というツッコミまでが一連の流れでした

 

いや、これは本当に違うね

 やっぱり、普段とは別の脳みそを使ってる感がすごいです

 

いやいや、知らなかったよ作詞は本当に難しいんだね

本当に、10秒前に戻って唸る→浮かばないの無限ループです

何か当てはめて、いや、違うな…と芸術家的に首を振り、また何かを当てはめる

超高難易度のパズルをやってるようでした

 

でもね、この難しさと苦労を知れて、よかったと思う

なんたって、人の苦労はやってみないと分からないからね

 

そして、もう一つ

自分で作詞をすることで、キャラの気持ちを考えることもできました

これが非常に大きい

というか、俺の中での一番の利点はこれでした

 

作詞からこの歌を作った(唄う)キャラにスポットライトを当てる 

あの世界でも、作詞作曲をしている人がいるはず

であれば、この歌の作詞をするのは誰か? 間違いなくセレノアだ

だって、セレノアのテーマなのだから


だから、この生みの苦しみは本来ならセレノアが味わっているもの

それを俺が擬似的に体験している

だからこそね、できる限り真剣に向き合いたい

 

最初は単純にDAGGERの元からあるBGMに歌詞をつける作業だと思っていた

音にあっていて、DAGGERらしい歌詞であれば大丈夫

そんな風に考えていた

 

でも、それじゃ足りない

そんなものじゃ、セレノア・グレイスが満足するわけがない

 

セレノアが歌を紡ぎたくなるのなら、何がきっかけか?

これほどに心を動かされたのは、間違いなく、ティストとアイシスのおかげだろう

全ては、あの二人の尽力によって始まったのだから

 

だから、セレノアは感謝を伝えるために歌を唄う

直接的には面と向かっての礼なんていえないけれど、歌に乗せることはできる

そんなセレノアらしさが、すんなりと自分の中に入ってきました

 

だから、これは、ティストへ、アイシスへ捧げる感謝の歌です

 

こうやって背景を思い描きながら作り上げていくのは本当に面白い

ああ、これが創作による広がる世界か…と実感しました

 

セレノアなら、どんな言葉を選ぶだろう

 

セレノアが感謝するのなら、ティストとアイシスに対して告げるはず

だから、二人のことを汲み取れるような歌詞にしよう

 

セレノアが歌いたいと思うのであればそれは幸せになった今を歌う歌だ

だから、始まりから幸せな今に至るまでの道を描くような歌にしよう

 

セレノアが歌いたいのは、他に何がある?

伯母との関係がよくなったこと、魔族が救われたことは歌い上げたい

 

つまり、これは、俺が考えている歌ではないと思えばいいわけだ

それなら得意分野ですよ、ずっとシナリオ書いてるからね

 

ティストたちにどうにかして何かを返したくて…

どう伝えれば、より自分の想いが伝わるのかを悩む…

 

時間があれば、どんな言葉を込めようと考え抜き、毎日のように頭を悩ませる

そんな、セレノアが心を砕いて作り上げた歌


最後には、これを歌いながら繕い物をしているでしょう

指を傷だらけにして、だというのに上機嫌で

そんなセレノアが紡いだ歌です

 

そして、きっと、これはセレノアだけに留まりません

セレノアがすると決めた時点で、叔母であるレイナとサリも協力するでしょう

 

では、何をするか?

歌に口出しする? いえいえ、そんなにあの二人は野暮ではありません

娘が思うように動けるように援護をするんですよ、あの二人は

 

だから、今回でいけば、曲を奏でるほうに回りますね

セレノアが気持ちよく歌えるように、伴奏をする

 

うん、なんともぴったりとハマりますね、この配役

 

そうして、歌は人々に愛され、だんだんと定着していく

元々歌うことは好きだった魔族から愛される、魔族の歌

 

いつか、セレノアに子供が生まれた時

子守歌として歌ってやるのではないかなと思います

そして、みんなの命が尽きるほどに時間が経過したとしても…

この歌は魔族を救った者たちの歌として語り継がれていく

 

そんな、古き伝承となるべき、その原初の歌です

 

セレノアのテーマ、玉簪花の歌詞

風まとい一人駆けまわる

沈(しず)む魔族(まぞく)を憂(うれ)い

人知(ひとし)れず手を尽(つ)くす

刃(やいば)を携(たずさ)えて

 

風まとい二人(ふたり)駆(か)けめぐる

飢(う)える魔族のために

人(ひと)との架(か)け橋(はし)作り

救(すく)いの手、差し伸べる

 

結(むす)ばれた、この縁(えにし)

いつの日も途絶(とだ)えぬように

 

風そよぎ皆(みな)が笑いあう

枯(か)れた大地(だいち)たがやし

幾千(いくせん)の失敗(しっぱい)も

さらなる糧(かて)にして

 

風(かぜ)満(み)ちて皆(みな)が救(すく)われる

水(みず)と紡(つむ)いだ恵(めぐ)み

その強さ、優しさに

感謝(かんしゃ)を捧(ささ)げよう

 

永久(とわ)に忘(わす)れることなく

感謝(かんしゃ)を捧(ささ)げよう

 

ここまでが歌詞の内容になります

では、せっかくなのでセレノアの思いとか、どうしてこういう歌詞にしたのかとか

そのあたりの思いを語っていこうかと思います

 

風まとい一人駆けまわる

沈(しず)む魔族(まぞく)を憂(うれ)い

人知(ひとし)れず手を尽(つ)くす

刃(やいば)を携(たずさ)えて 

歌の開始で描かれているのは、もちろんセレノアの心をつかんだティストです

「刃を携えて」のあたりがダガーを持っているティストを描いてますが

個人的なセレノア的な高ポイントは、「人知れず手を尽くす」のあたりですね

 

風まとい二人(ふたり)駆(か)けめぐる

飢(う)える魔族のために

人(ひと)との架(か)け橋(はし)作り

救(すく)いの手、差し伸べる

一人から二人になりました

このあたりは数え歌的に状況の変化が描ければいいなと思ってます

 

ティストの風をもう一人まとって駆け巡る

その役目を担うのは、もちろん妹のアイシスです

人との架け橋を作り、食料を運んでくれるというところが、駆け巡る&救いの手になっています

 

結(むす)ばれた、この縁(えにし)

いつの日も途絶(とだ)えぬように 

この縁を大切にしなさい

どんなことがあっても、絶やしてはいけない良縁なのだから

そう心から思うセレノアの願いが込められています

 

魔族として伝え、語り継いでいかなければならない言葉となっています

前大戦で種族不可侵を経た後だからこそ、余計に重みがある話ですね

 

風そよぎ皆(みな)が笑いあう

枯(か)れた大地(だいち)たがやし

幾千(いくせん)の失敗(しっぱい)も

さらなる糧(かて)にして

ここの皆に含まれるのは、

セレノアの伯母にあたるレイナとサリ、そして父のレオンですね

 

ティストたちが来るまで笑いあうことができなかった者たちの関係の向上です

幾千の失敗は、枯れた大地を耕すだけでなく、人間関係の失敗の意味も込めてます

レイナとサリとのすれ違いも、更なる糧として臆することのないように

そう思ったセレノアの願いです 

 

風(かぜ)満(み)ちて皆(みな)が救(すく)われる

水(みず)と紡(つむ)いだ恵(めぐ)み

その強さ、優しさに

感謝(かんしゃ)を捧(ささ)げよう

 

永久(とわ)に忘(わす)れることなく

感謝(かんしゃ)を捧(ささ)げよう

風(ティスト)と水(アイシス・ユイ)が産み出した、魔族にもたらされる恵み

強さと優しさは、ティスト、アイシス、ユイに向けた最大限の感謝と敬意の表れです

 

強さを基準とする魔族の世界で、強さを認めたこと

そして、なによりも強さだけでなく優しさを認めたところ 

本当に、あふれだす感謝の念をどうにかまとめようとした結果としては、綺麗にまとまったんじゃないかと自画自賛してます

 

どうか完成を楽しみにお待ちください

 

あわせてお読みください

www.doujin-creator.com

セレノアのキャラメイクについての裏話

あの頃はツンデレがとにかく大流行でしたね

 

www.doujin-creator.com

どんな風に俺がシナリオを描いてるのかが細かく描かれてます

今回みたいなメイキング話が好きな人はあわせてお楽しみください

DAGGERの各章で俺が描きたかったものについても言及してます

 

www.doujin-creator.com

宣伝っていうのはね、やってみて、効果を測定するのが大事なんだ

というわけで、今後も思いついたことは片っ端から挑戦していこうと思います