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それホントに感想? 感想、アドバイス、批判、指摘、要望は全部別です!

感想、アドバイス、批判、指摘、要望は全部別物、分かってますか?

読者のみなさま、ごきげんよー

同人サークル The sense of sightのBLACKGAMERです 

 

創作してると、感想の話が話題に出ます

で…だいたい『感想が欲しい』『感想はいらない』で分かれます

でもね、よく聞いてみると感想の基準が違うという問題があるんです

 

作品を見た後に読者が作者に伝えるものが全て『感想』になるわけではありません

伝える情報によって、それが『感想』にもなるのです

感想、批判、アドバイス、報告(指摘)、要望、全部違います!

  1. 感想
  2. 批判
  3. アドバイス
  4. 報告(指摘)
  5. 要望

 

読者が作者に伝える情報を、カテゴリ分けしました

まったく内容が違うのに全部『感想』って言う人が多いこと…

これ全部、感想って言っちゃダメですからね!

 

『感想いらない』っていう人はね

こんなこと言われるぐらいなら反応なくていいと思ってる人が大半です

(ごく少数、本当に自分の作品に対する反応に興味がない人もいます)

 

①感想(作品を見て何を想ったのか)
楽しかった、面白かった部分を具体的に語るなど

作品のポジティブな面に対しての言葉

 

②批判(作品の問題点について語る)

この部分がつまらなかった、共感てきなかったなど

作品のネガティブな面に対しての言葉

 

③アドバイス(こうすれば作品がもっと良くなるという指摘)

作品の構成や技術に対する改善点など

(改善の前後が明示されていること、そこが不明瞭な場合には批判になります)

 

④報告&指摘(事実に基づいた報告)

バグがあって先に進めません、誤字がありました、など

(こうではないのか? みたいな主観の意見ではなく事実であるのがポイントです)

 

⑤要望(作家に対する要望)

この作品のこの部分をこうしてほしい、など

続きがみたい、シチュエーションが見たいなど

 

こうして並べてみると、内容も性質もまったく違います

なのに、全てが感想という言葉にまとめられてしまっている

 

一番の問題は欲しい情報といらない情報が混在されている状態でお届けされることなのですよね!

何その地獄絵図! 分別を自分でやるなら、いらないよ!

そう思ってる人が多いです

実際、俺もこの中で批判とアドバイスはいらないですから

 

作り手さんへ『読者は作者が何して欲しいか分かりません』

「作者の気持ちを述べよ」って子供の頃に国語のテストでやりましたよね

あれの正解すら難しいのに、文中のキャラじゃなくて書いた作者本人についての質問なんて、より高難易度ゲーですよ

 

『この作者にどんな感想を送るべきか答えなさい』なんて、超難問です

過去の文豪だろうが、現代のクリエイターだろうが、誰が何を言われたら喜ぶのかなんてまったく分かりません

 

だから、どんなものが欲しいのか、作者本人が口に出す必要があると思うんです

『ああ、これをやるとこの人は喜ぶんだ』

それが分かるから、読者はわざわざ手を動かすのです

 

そのあたりを詳細に言及した記事もあるのであわせてお楽しみください

www.doujin-creator.com

 

まずは、欲しい物を名言する必要があると思っています

今回は参考として、カテゴリ分けした中で俺が欲しいもの、欲しくないものを語ります

 

欲しい:感想・指摘・要望

自分の元に届いた意見ってさ

 

  • 俺の作品を読んでくれた人が
  • 自分の貴重な持ち時間を使って
  • 俺のためにどんなことを書こうかって文章を考えて
  • 送り先を確認したうえで送ってくれる

 

そんなね、度重なるIF文の条件分岐にくじけなかった人が書いてくれてるんだ

そう思ってるから、俺にとってプレイヤーから届くメールは大切で、大事(おおごと)なんですよ

 

プレイしてくれる方がいる中で、感想までくれる人は本当に稀です

本当にスーパーレアとかウルトラレアとか、それぐらいの希少価値です

 

だから…ねえ

『ウチの作品名がメールの件名に入ってる』ときの…

あのなんともいえない高揚感よ

 

俺は、外出先でそれを見かけたら、家に帰るまで我慢するからね

落ち着いたところで、ゆっくりと見たいから…なんて思うからね

それぐらい、俺にとってはプレイした人からメールが来るというのは一大事なんです

 

なので、感想はすごく嬉しいです

楽しかったとか、続きがみたいとか、本当に幸せなんですよ、あれは

 

そして、一行でもいいし、他の人と一緒の内容でもいい

だって、それは俺の作品を手に取ってくれた「あなたの」言葉だから

 

そして、事実に基づいた指摘も嬉しいです

誤字があった、バグがあった、起動しない

そういう問題への対処は、ありがたく頂いて対応します

 

ただ、恥ずかしいからメールなどでこっそり教えてくれるより嬉しいですね

みんなが見られる感想などにバグ報告があると「うわあぁ…恥ずかしい」とのたうつことになるので

そして、感想は嬉しくて読み返すけど、そのたびに自分の失敗が目に入るってなかなか恥ずかしいです

 

そして、要望は受け入れられなくても許してもらえるのであれば嬉しいです

『日常回が見たい』

『子供の頃のシーンがみたい』

『あの二人のこんなシーンがみたい』

うん、それいいね! と思ったら書けます

あー、それは俺には書けないなーと思ったらご容赦ください

 

でも、インスピレーションをもらえるので、俺としてはありがたいんですよ

 

いらない:アドバイス・批判

作品に影響や変化を与えるという意味では、アドバイスや批判は大切だという意見は分かります

でもね、それを受け止められるだけの度量が俺にはないんだ、ごめんな

 

たくさんの批判(面白くなかったという言葉)をもらったら、俺は受け止めきれない

自分が受けいれられる量を超えて筆を折る可能性があるなら、俺は批判なんていらない

 

だって、俺は

創作がうまくなりたい欲求以上に、物語を書くことを嫌いになりたくないから

 

極論を言えば、俺は自分の文章力が、誰かのアドバイスであがらなくてもいい

俺が最高の作品が出来たぜ! と胸を張ることができればそれでいい

それを読んで、喜んでくれる人がいれば、それでいい

 

なので、俺は批判はいらない

ただ、いらない理由は他にもいくつかあるので、それもあわせて書いておきます

 

アドバイスの危険性を伝えたい

アドバイスには読者と作家で温度差がありすぎる

感想が嬉しい理由にも書きましたが、メールやコメントって書くのも大変なんですよ

 

だからね、俺にとってもらった言葉は、とても重いんだ

そんな経緯で生まれてきたものが、どうやったって、軽いわけないだろ… 

 

そんな風に受け取ってる俺にとって、昨今の環境とか、たまに見かける意見を見ていると疑問に思うんです

  • 作品&作者に対してどんなことを言ってもOK(罵倒、煽り、中傷OK)
  • 読者にマナーを求めるな! 必要なものの取捨選択は自分でしろ
  • 送られてきたものはどんなものでもありがたく受け取れ

 

真剣に送られてきたのか

悪ふざけで送られてきたのか

その選別を作者にさせるのは違うと思うんですよね

 

送り手にマナーを求めずに、受け手が被害者になることが当たり前な環境が嫌いです

 

アドバイスを取り入れられる保証はない

「ここは、こうしたほうが良かったんじゃないか?」

その意見には、一理あるものもあれば、納得できないものもあります

 

人の話を聞かないと心に決めてるわけでもないし、無視するわけでもない

 

それでもね…こだわりがあって物を作ってる人は多いのです

だから、こうしたほうがいいのではと言われても取り入れられないときもあります

 

「せっかくアドバイスしたのに無視された!」と思われるのは辛い

そう思いながらも、アドバイスを取り入れられなかったことはあります

 

そんな経験をしていくうちに…

俺がほしいのは

「あーしたほうがいい、こうしたほうがいい!」

という指示じゃないというのが、はっきり分かったんですね

 

俺があれこれ考えて、次も頑張ろうかと作業をやる気になれるために…

俺が嬉しくなれるような『楽しかった』『待ってる』という感想なんだと実感しました

だから、俺はアドバイスが欲しいとは思いません

 

アドバイスが欲しいという言葉のあいまいさが恐い

『アドバイスが欲しい』の受け取り方が、それぞれ違うのが恐いです

 

「何かお気づきの点があれば、ご指摘ください」

という意図で作者が、アドバイスくださいと言いました

 

「自分が気づいたことなら少しでも何かアドバイスをしなくては」

と理解した読者は、一生懸命にダメ出しできる場所を探しました

 

これ、読者の方は善意でやってくれますし、作者が喜んでくれると思っています

 

作者が『アドバイスくれ』と言い放ち、読者が『アドバイスをあげた』

願いが叶ったのだから、それは喜ぶだろうと考えるでしょう

 

ただ、それって本当に作者が求めていたものなのかな? というのは疑問です

それをきちんと考えてみると、答えはNOなことも多いと思います

 

だからこそ、作者が何を考え、どんなことを求めているのか、明言しておく必要があると思います

 

アドバイスが欲しいと言うのだからと書かれたファンレター

そこには、作品を楽しんだ話が一切なく、作品をこう変えたほうがいいという言葉だけが並ぶお手紙

うん、地獄絵図ですね、本当に

 

一生懸命にダメなところだけを探して列挙されるのは、辛い物があります

それに耐えられずに筆を折った人もたくさんいると思います

 

そう考えると、相手が望むものを把握するのがいかに難しいか、よく分かります

なので、俺は創作活動で批判とアドバイスはいらないと公言していきたいと思います

 

しかも、そのアドバイスの内容が正しいかどうかも誰も保証してくれませんしね

だから、聞けるほどの度量があって、なおかつ自分の中で取捨選択できる人

その人がアドバイスを取り入れることができる人だと思います

 

自分で自分の希望を口にするのは大事なこと

『こうしてくれたら嬉しいです』

その言葉は、わりとみんなの目に留まります

 

あ、そうなんだーと思ったら、みんなわりと協力してくれるんですよね

 

  • 楽しかったらチャンネル登録&高評価お願いします
  • 面白かったら評価してくださいね
  • 拡散希望

 

そんな希望を、周りの人たちはきちんと聞き入れてくれています

だから、その言葉を伝えるのは本当に大事なことだと思いました

 

結局のところ、レビューやメール見てニヤニヤするのは本当に至福の時間なんです

なので、この記事はもちろん、俺が作ったものに関しての感想をお待ちしています!

 

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