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12年間同人ゲームを作った俺が、同人での夢を再確認する

前置き

あなたの夢まで、きちんと道がつながってますか?

  • 間違った道を進んでる人
  • 道を進むことに夢中になり過ぎてる人

俺みたいになってるかもしれないので、

これを読んで思い当たる人は、気を付けてくださいね、というお話です

 

ことの始まり

SEO対策を学ぶためにサイトを見てまわったときに、

自問自答をしたら止まらなくなったのが、きっかけです

 

Q.あなたのサイトは、何のサイトですか?

A.自分が作った同人ゲームを紹介するためのサイトです

 

Q.紹介して、どうなりますか?

A.たくさん売れたら嬉しいです

 

Q.たくさん売れるのが、あなたの最終目標ですか?

A.目的の一つですが、最終目標ではありません

 

Q.では、あなたの最終目標は何ですか?

Q.その最終目標は、実現可能だと思いますか?

Q.実現可能な場合は、いつ頃が目途になりますか?

Q.実現不可能な場合は、その理由はなんだと思いますか?

Q.そもそも、たくさん売れるの明確な数はいくつですか?

 

教訓:夜寝る前の自問自答は控えましょう

 

自分がちゃんとしたクエストのクリア条件を明言していないがために

意地と惰性で過ごしてきた時間があることに思い当たりました

なので、真剣に考えたいと思います

 

初心を思い出す

同人ゲームを作り始めたのが2003年の2月頃、そこから既に12年の歳月が過ぎました

結成当初の目標は、『月姫みたいに面白いゲームを作って有名になりたい』だけでした

家庭用、マンガやアニメになって、色んな人に楽しんでもらう

そんな都合のいい夢をみて、がむしゃらにゲームを作っていました

 

問題は、つい2013年の下旬ぐらいまで、同じ目標に向かったつもりで

漠然と(意地で)ゲームを作っていたことですね

 

目標を楽しくふりかえるために守るべき、たった一つのことという記事を書きましたが

チェックポイントと進捗管理は大事です 

 

「どうして、こんなになるまで放っておいたんだ!?」って奴ですね

手当は早い方が傷は浅いですし、あんまり遅いと医者に匙を投げられます

 

今の目標は?

  • 自分の作品がアニメ化すること
  • そのとき、声優さんを自分で選んでお願いすること
  • 多くの人に自分のゲームを楽しんでもらえること

欲望が具体化しただけじゃないか? というご意見もあると思いますが

これが、今の自分の正直な気持ちです

 

xx本売れたら嬉しいみたいなのもありますが、

千本、一万と売れようが、それを終わりの条件にするのは何か違うと思いました

 

目標のために何をするか?

案(1) アニメ化するだけなら

赤字だらけの同人活動を止めてお金を稼ぎ

アニメの制作に必要なお金が準備できたところでプロに依頼する

 

目標達成だけならこれが一番早いと思います

ただし、この方法を実行した場合には、

DAGGERという作品を楽しんでくれる人は、限りなくゼロに近くなると思います

 

声優さんが有名だから、アニメ制作してるのが有名だから

そうやって見てファンになってくれる人もいるかもしれませんが

そもそも、売れていない現状の作品にそこまで力があるのかは疑問です

 

案(2) それ以外の道を模索する

正直に言って、自分でも何をすればいいのか分かりません

手当たり次第に手を伸ばしているのが現状ですが、効果があるのか分かりません

 

同人で売上を向上する方法は、同人してる人のほとんどが知りたい事だと思いますが

その真実をつかんだ人は、ほんの一握りしかいませんから

俺みたいな普通の人は思いついたことを実行します

何もしないと、積み重ねた12年が13年、15年と増えるだけですので

 

①コミケで間をあけずに発売すれば売上はあがる

2014年冬の三章:銀環の誓い  38本

2015年夏の外伝:有色の姫巫女  7本

 

短編だからというのもあると思いますが、かなり厳しい状況

(そもそも、2章と3章の間がありすぎというのもありますが)

このまま4章、5章と出しても100本にも届かないでしょう

 

【注意】

ここで売れている数が売上の全てではありません。

コミケ会場での数は別ですし、ここまで大差は開いてないです

 

②DAGGERを携帯電話用に移植してみる

『泣きたくなるほど優しい』を届けるファンタジーノベルゲーム

こちらで紹介しましたが、無事にAndroidiPhone版ともにリリースできました

 

③ブログの更新に力を入れてみる

アクセスを向上させて、ウチのゲームの認知度をあげる

アフィリエイトで稼いで同人の資金にする

 

どっちも夢みたいな話ですが、

実現の可能不可能は、挑戦してみてから考えようと思います

まずは、言い訳できないぐらいに本気を出してみるところから

そういう経緯から日別PV1桁からの逆転劇を企画しました

 

④DAGGERをライトノベルの大賞に送ってみる

俺のDAGGERは本当に面白いと自分で信じているのなら

それが世間に通用するのか試してみればいいじゃないという挑戦です

負けるのがイヤで勝負をしないままでいれば、時間だけ過ぎてもったいないですしね

 

星海社のラノベ新人賞にDAGGERを応募して1行ダメだしコメントをもらいました

挑戦して敗北しましたので、くじけず頑張っていこうと思います

 

⑤DAGGERのグッズ化を考えてみる

ウチのゲームを楽しんでくれている人がいるなら

グッズを作ってさらに喜んでほしいと思いましたし

グッズが気になって見てくれる人がいたら嬉しい

そういう気持ちで企画したのが、抱き枕です

(10人希望で製品化、現在2名が希望してくれました)

  

どれもこれも実を結ぶ保証はありませんが

きちんと世話を続けて、結果が出るまでは手をかけたいと思います

芽が出る保証はありませんが、やれることはやっていくスタンスで

他にもやれることがあれば、同時に手を広げていきたいです

 

最後に決意を語る

色んな人に相談して、たくさんのアドバイスをもらいました

その中には、こういうのもありました

 

ジャンル変えたら? ただのファンタジーは厳しいでしょ

18禁に行けば? 売上全然違うらしいじゃん

DAGGERにこだわりすぎじゃない? いい加減、別の作れば

 

ご指摘は正しいし、検討する必要があると思います

でもでもだって、と耳を貸さないのはダメだと分かってます

 

それでも俺はDAGGERという作品で、できることは全てやりたいです

なぜかと問われれば、自分が愛着があるからも、もちろんありますが

ウチの作品を楽しみにしててくれる人がいるからです

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見てください、有色の姫巫女の売り上げ数と評価数!

 

7人が買って、7人がゲームを評価してくれたのだから

制作者として、これ以上の幸せはありません

銀環の誓いも、半数の人が評価をしてくださいました

本当にありがとうございます。心の底から嬉しいです

 

楽しかったと個別に感想をくれた人もいますし

リニューアルを続けてくれと言ってくれた人もいます

 

そうやって、声をかけてくださった人たちのためにも

今よりも面白いDAGGERという作品を届けるためにも

全力を振り絞ってみようかと思います

 

なので、今回の反省は、あくまでも

頑張ることを増やして可能性を広げるためのものです

DAGGERシリーズを途中で投げ出すつもりはありませんし、きちんと完結させます

 

これを読んでくれた人へ

同人してる人

同人をする理由も、そこでの目標なども違うと思うので

ふーん、こういう奴もいるんだぐらいに思ってもらえれば、嬉しいです

 

あー、サークル活動が惰性になってきてるかも

思い当たる節があれば、今後の活動の糧になれば、幸いです

 いろいろやってんじゃねえか、ウチも負けていらんねえ

そう思ってくれる人がいたら、一番幸せかもしれません

長続きしないと言われる世界ですが、これからもよろしくお願いします

 

夢がある人

自分の進むべき道は、ちゃんとつながってますか?

頑張る自分というのも大事ですが、

俺みたいな努力の方向音痴にならないように

時々、本当にこっちでいいのか立ち止まって確認するのが大事だと思います

 

最後に宣伝

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『泣きたくなるほど優しい』を届けるファンタジーノベルゲーム

DAGGER シリーズ 発売中です

コメント

  1. blackgamer より:

    id:hana3hana
    hana3hanaさん、ブックマーク&コメントでのご指導ありがとうございます。
    youtubeは、全然再生数があがらなくてくじけていたのですが
    もう一度、試してみたいと思います。
    アニメを自分で作る…ですか
    それは考えてもいなかった選択肢ですね
    慟哭のナイトメア、チェックしてみますー

  2. norari_kurari より:

    目標に向かって具体的に行動を
    されていて凄いと思いました。
    12年という気が遠くなるような
    年月ですが、その努力があり
    今現在、BLACKGAMERさんには
    沢山のファンの方がついて
    おられるのでしょうね。
    BLACKGAMERさんの夢が叶いますよう
    応援しています(*^^*)

  3. blackgamer より:

    kurariさん
    コメントありがとうございますー
    ひたすらに夢中なだけでやってきましたが
    そう言って頂けると、とっても嬉しいですっ!
    ありがとうございますっ!
    応援も本当にありがとうございます
    これからも、頑張っていきたいと思います!

  4. 七篠 より:

    一本、これと決めた事を貫き通せた人は強いと思います。
    こだわったっていいじゃないですか。
    意地で作ってたっていいじゃないですか。
    こだわって、意地を通して、想いをぶつけきった先で、人は心の中に自信という名の【Dagger】を宿すのだと思います。
    だから私は、回り道をしようが芽が出る保証が無かろうが、BLACKGAMERさんが頑張り続ける限り応援します。
    意地と惰性で過ごしてきた時間がある、と仰っていますがその時間は無駄では無かったと思います。
    事実私は、BLACKGAMERさんが諦めないで投げ出さずに作り続けてくれたお陰で、去年の冬コミでDAGGERという素晴らしい作品と出会う事が出来ました。
    その他にもきっと、過ぎた時間の長さに埋もれてしまってはいるかもしれませんが、手に入れた確かなモノがあるはずだと思います。
    BLACKGAMERさんの12年間の努力に、敬意と感謝と・・・続編への期待を表します。
    という私の所感は置いておくとして、その上を目指そうとする姿勢はとても好ましいですね。
    これからも活動がんばってください!
    長文失礼しました。

  5. mamichansan より:

    コミケで漫画を売って生計を立てている知人がいます。不安定だけど、いつもとても幸せそうです。
    今や1兆円を超える漫画、ゲーム、アニメ産業。それは必要としている人が多い証拠です。
    夢を賭けるにすばらしい舞台。
    がんばってくださいね。

  6. blackgamer より:

    七篠さん
    心が熱くなる長文、ありがとうございました。
    じっくりと読ませていただきました。
    本当に、こう言って下さる人がいて幸せだなと
    実感いたします。
    本当にありがとうございます。
    頂いた心温まるお言葉に応えられるように
    自分の心の中に宿したDaggerに恥じないように
    これからも精一杯努力していきたいと思います。
    今後ともよろしくお願いいたします。
    ありがとうございました。

  7. blackgamer より:

    マミーさん
    コメントありがとうございます。
    そうですよね、求めらえているからこそ、
    その期待に応えられるものを作っていきたいと思います。
    本当に、夢を賭けられる素晴らしい場所ですよね
    全力で、勝負をかけてきたいと思います。
    ありがとうございました。

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