制作・創作のやる気の特効薬! ファンレターをもらって反省したこと
読者のみなさま、ごきげんよー
同人サークル The sense of sightのBLACKGAMERです
ああ、やる気がでないなぁ…というときは、過去にもらったファンレターを読みます
もう、穴があくほどに、何なら全文を記憶できるぐらいに読みこみます
それほどにね、寄せられた感想やコメントというのは、俺にとって幸せの塊なんですよ
まさに、「げんきのかたまり」って奴ですかね
瀕死の状態から体力全快! まさにアンパンマンレベルの元気100倍ですね
で、今回、スマホアプリをダウンロードして楽しんでくださった方から、ファンレター(メール)をもらいました
いやあ、本当に嬉しかった
エゴさ(エゴサーチ、自分に関連するものの検索)が下手なので、私に向けて送ってくれるというのがもう嬉しいですね
今日は、その喜びとそのメールを読んでの自分の反省を書いていきます
- 制作・創作のやる気の特効薬! ファンレターをもらって反省したこと
- 嬉し恥ずかし、ファンレターの中身と反省点
- もっとゲームが売れる方法を見つけるまで、続編制作は中断すべきと思ってた
- 俺は誰のために、何を作ってるのかな
- あわせてお読みください
嬉し恥ずかし、ファンレターの中身と反省点
そこには、こう書かれていました
「続きが超読みたいです」
「もう一年間待ってます」
「何度も読み返して、続きを待ってます」
考えてみれば、俺が最後にゲームを発売したのは、2015年の8月なんですね
今でもはっきり覚えてますよ、ええ、新刊発売したのに売れなくてブログを本気で始めましたから
俺が書いたブログが2周年を超えていることから、お客さんが待ってくれている時間は、もう2年を超えてます
年単位で待ってくれるのが、どれだけありがたいことか
そして、これから開発を頑張ったとしても、今からどれだけ待たせてしまうのか
嬉しいとともに、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました
本当に、ごめんなさい
もっとゲームが売れる方法を見つけるまで、続編制作は中断すべきと思ってた
だってさ…
このまま発売しても、良くて3桁(100本越え)の売上ですよ
(販売価格1,000円-原価100円*100本で、9万円です)
原価というか、作るときに必要な値段とか作り方が知りたい人は以下の記事をどうぞ
で、9万円ではイラスト依頼分にも届かないです
今までと同じように、開発時に使ったお金分も回収できない大赤字を繰り返すだけです
頑張って作った、それでも、売り上げは全然伸びない
身銭を切って喫茶店やファミレスまで行って
朝早くだったり、夜遅くだったり、仕事の合間に時間を探して作業して
俺の全てを投げ打って、お金を注ぎ込んで、時間を確保して、大赤字を出す
おいおいおい、あいつ死ぬわ…って言われるレベルですよ、これ
喜んでくれる人がいるのは、本当に嬉しい
俺が作ったゲームを楽しみだと、買いたいと言ってくれるのは感謝の念しかない
だけど…
売り切れないようにたくさん在庫を即売会に持って行って
前回よりも売り上げが落ちて、丸々持って帰るのって、本当にしんどいんですよ
誰も買ってくれなかった在庫を押入れにしまって
もう売れないから捨てたほうがいいんじゃないかと迷うのはね、けっこう苦しいんですよ
たくさん売れるといいなぁと思って、スピンドルのCDとか用紙とかインクを買ったのが部屋の隅にあるとね、心が痛いんですよ
今までは目をそらしていたよ
いつか売れるだろうと楽観的に考えていた
でもね、ブログで振り返ると、いろいろ赤裸々になるからね
自問自答を繰り返すと、ほんとうにしんどくなる時があるんですよ
選択肢、間違えてないかなぁ…
このまま、お金をたくさん注ぎ込む趣味を続けていいのかなぁ…って
それを打破したいから、俺はブログを始めた
なのに、打破できないままに同じことを繰り返したら、まるっきり馬鹿じゃないか…と思ってたのです
俺は誰のために、何を作ってるのかな
開始当初は、俺のゲームは、俺だけのためでした
俺が楽しいものを作って、誰かにおすそわけでもしようかね
そんなスタイルでゲームを作ってました
ここにも書いてますが、俺が楽しむのが第一です
で、今、誰のために作ってるかと言えば、今までに買ってくれた人たちのためです
これから買ってくれる人も、もちろん大事にしたい
だけど、今までに買ってくれた人たちは、もっと大事にしたいです
ゲームは、一本作るのに途方もない時間がかかる
だから、新しいものを作るだけじゃなく、宣伝のための時間を用意しないとダメだと
だけど、新作を待ってくれる人もいる
そんなの分かりきってたことなのに、俺は自分の都合で制作を止めていた
でも、待ってるよ…って声をかけてもらって、その声を無視なんて、出来るわけがない
だって、今、待っててくれる人が俺のゲームを買ってくれなかったら、俺はこんなに長くゲーム作りをしようなんて考えなかったわけですから
たくさんゲームが売れる方法は、まだまだ探し途中です
今までよりもマシになったとは思う、だけど、まだ全然足りない
それを探すことを諦めるつもりもない
実際、スマホゲーの移植は素人の自分がやっても、それなりの売上になりました
で、今回はプロによって課金の導線とかも考えたうえでの対応になるので、ぐんと売り上げが伸びてくれる…はず
まあ、売れる量が安定するかといえばNoですけどね
…でもね、売れる方法が見つかるまで待つなんて言ってたら、創作なんて出来ないんですよ
むしろ、それが分かるなら、誰も苦労してないって話ですからね
無理を承知で、同時進行するしかないんです
俺は本当にバランスを取ることが下手だから…
一球入魂で全てのリソースを注ぎ込むことはできる
一極集中はできるけれど、適度な分散が苦手だ
それでも、苦手だからできないというのではなく、分散をしていきたいと思います
まずは、時間割をするところから…かな
新刊の準備は、まだ時間が掛かりますが、もう一度力を入れ直します
早めにこのサイトで告知ができることを目標にして頑張りますので、もうしばらくお待ちください
あわせてお読みください
4章、ファーナ・ティルナス編の制作も進めていきます
既作品を楽しみたい方は、上のリンクからどうぞ
こんな試行もしてみたよ! ということで、広告を打った記事です
予算に対する実益はどれぐらい? っていうことに興味がある人はどうぞ
ブログで自分のゲームを宣伝すると売り上げに直結するのか?
検証した結果をみなさんにお届けします
コメント